栗林の見える家

住環境という言葉は、建物そのものだけでなく、土地や周辺環境も含めた言葉です。 ですのでお施主様が土地を選ぶことは家づくりという、大きな創造の始まりだと思います。この土地の購入したお施主様の決め手は、都市部ではなく、郊外に出て また 通勤には不便ではない、都市部から少し離れた場所で 家族・子供が「のびのび」   生活・成長できる環境が良い。というのが決め手です。この土地は 東京駅から1時間程度の場所になります。郊外でも生活するには不便ではなく 生活しやすい郊外都市になります。 「栗林の見える家」はそうした 創造に応えるように、栗林と田畑に囲まれた環境に呼応した住まいです。緑豊かな環境の中で、住空間の色合いは出来るだけ  抑え、所々に木の風合いを用いています。そうすることで、周辺の緑は、より一層鮮やかさを増し、窓の外の景色が生活の一部となっています。リビングの天井3mと高く開放的にして 2階の1部をスキップフロアとなることで、住まいの中で目線の高さが変わり、四季とともに 変化する周辺環境をより味わうことが 出来ます。

リビング

リビングは設計するうえで 土地を見に行った時に 隣地の栗林(緑)を取り込もうと思い 大きな窓をつけました。天井は3mの高い天井にして リビングからはウッドデッキがつながり より広い空間に感じられます。デッキテラスは セカンドリビングとしてBBQも楽しめます。室内に立っている柱は絞り丸太になります。丸太を1本か2本にするかを検証して  天井高が高く丸太を太くすると、「和の色が強くなり」細く1本だとバランスが悪くなり、 内部パースなどで検証して最終的には2本の丸太を立てました。仕上がりはいいバランスになりました。テーブル・イス・ソファーもトータルで提案させていただきました。      床材はハードメイプル材の無垢材 自然塗料仕上げ 天井はシナ材仕上げになります。外に見えるフェンスは木製で作りました。もちろん木材保護塗料を塗っています。無垢材は、経年劣化で色の風合いも変わってきます。

2階廊下

2階の廊下は1階リビングの天井高を高くしたため居室に行くのにスキップフロアーにしました。隣地の風景を大きな額のような窓を付けて 風景を取り込みました。床材はアッシュグレーの床材になります。天井は勾配天井にして空間を広く感じさせています。

和室

和室はリビングにつながった6畳になります。壁・天井は和紙を張りました。畳はヘリなしタイプになります。扉は横幅1m20㎝高さ2m40cmのある大きなシナの建具になります。左に見えるのは 玄関との壁に光がとおる板をいれてあります。

主寝室

主寝室は天井を勾配天井にして空間を広くさせています。床材はホワイトオークの床にしています。壁はグレーの壁紙を貼りシックな風合いの部屋になりました。ベットは、杉材で弊社の大工さんが作りました。手作りは思い入れが入ってすごく良いです。           岡村の建物はすべての物件建物にお施主様の思いを共有して お施主様と一緒に作っています。

所在地 千葉県印西市
敷地面積 234.5㎡(70.93坪)+ 敷地延長部面積88.79㎡(26.85坪)
延床面積 135.39㎡(40.95坪)
家族構成 夫婦+子供1人

photo:佐々木 晋